おそらく、インスリンを投与せずに糖質を取れば、最高値は摂取糖質量で決まるかもしれません。
ただ、インスリンを投与している場合には、インスリンが効き始めるタイミングやその程度が影響していることでしょう。
なので、糖質のg数単独では、血糖値のピークが来るタイミングやその程度、HbA1cのコントロールの良さが推し量れない印象です。
どういうことかは、先ずグラフで見てもらってから補足しようと思います。(いち患者が1型糖尿病でインスリン治療開始後2ヶ月程度での発見なので、お手柔らかに😅)
一つめのグラフが糖質(砂糖)18gでインスリンを2単位打った時のグラフです。
緑が80から180mg/dLの範囲で、糖質を18g含んだ飲料を飲んだ時には急上昇して直ぐに下がっています。(甘いもの嫌いでよかったと思う瞬間......)
続いてのグラフは、糖質50gの玄米餅摂食時に5単位のインスリンを投与した際のグラフです。
上がり幅は若干マシで、ギリギリ緑の目標値上限いっぱいくらいですか? 一緒に野菜と魚も食べているので、単純な糖質の種類だけでの比較ではありませんね。(オイ...!)
とはいえ、18gの砂糖の方が50gのでんぷんよりピークが高くはなりました。
正に、糖質のg数単独では、必ずしも血糖値の最高値が100%相関しないと見える結果でしょう。
でんぷんと砂糖でも違いがあるでしょうし、一緒に食べる食べ物や食べるスピードでも違いが出てくるかもしれません。
今後、色々なパターンで検証していこうと思います。
今回の結果だけでも、食前15分前にインスリンを投与して、野菜を先に食べてから他を食べることの重要性は可視化できましたね。
いや〜、私ももっと気をつけないと。
糖質18gの飲料が健康派に分類される飲み物なので、結構残念です。
今後、何が本当に体によさそうかも考えないとですかね.......
安定した血糖値の一日を!
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