1型糖尿病医師のつぶやき

【人生の可能性は無限大】インスリンさえ打てば、何でもできる。時々医者目線の患者の歩みです。

米粉製品って血糖値上がるなぁ

普段は、朝はバナナと少量のベリー、納豆2個に鰹節を2〜3パックかけた非常にシンプルな食事です。

 

本日は、バナナを切らしていたので、玄米ビーフン40gで糖質31.6gを食べました。

 

糖質量を単独で見たら、普段の40g近い朝食よりも少ないですね。

 

参考までに、本日の玄米ビーフンを食べた時の血糖値曲線が以下のものです。(糖質10gにつき、インスリンを1単位打っています。)

 

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そして、37gの果物(23gバナナと、残りの糖質がパイナップルとブルーベリーにラズベリーです。)(糖質10gにつき、インスリンを1単位打っています。)

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米粉の中でも、玄米は良い方だと思います。それでも、果物よりは血糖値の上がりが急で高めなのは驚きです。(プレゼンの資料再送信の締め切り9:00時を意識していたことは開示します。)【ハッ!もしかして、果物は果糖だから、半分がブドウ糖になり、半分がフルクトースになる影響?...... それとも、食物繊維か⁉️】

 

非常に興味深いですね。

 

果物は糖尿病ではどちらかというと、避ける傾向が強い食材だけに、血糖値曲線の良さが衝撃的です。

 

同時に、米製品が想定より高めなのは大変興味深いです。まぁ、高いと言っても160mg/dl程度でしょうか? 目標値以内ではありますね。

 

当然、普段食べる玄米と、玄米粉も違うし、白米も違うことでしょう。

 

皆さんも、ぜひ糖質のgだけでなく、食材の種類や一緒に食べるものも血糖値分析の参考にしてみてください。結構以外なこともあるかもしれません。

 

今日も安定した血糖値を!

 

注釈)小麦アレルギーがあるので、小麦粉製品との比較ではありません。米と小麦の比較も非常に興味がありますね。