1型糖尿病医師のつぶやき

【人生の可能性は無限大】インスリンさえ打てば、何でもできる。時々医者目線の患者の歩みです。

案外美味【低血時の捕食】チーズ+蜂蜜

寝る前に低血糖ではないけれども、何も食べずに寝たら夜中に低血糖になってしまう域の血糖値ってありませんか?

 

私は眠前血糖150から180mg/dLくらいを目標にしています。

 

普段は基本的に日中は80から130mg/dLを目標にし、食後やステロイド投薬時は上限180から200を目指します。((特にステロイド投薬中は量と長さによって、振れ幅が大分変わります。どうしても高血糖になるので、基礎を増量したり、普段は超短期のボーラスを短期も混ぜたりして、かなりきめ細かく調整しています。普段はペンで投薬していますが、皮下注射は苦にならない性格です。指での血糖値測定は痛くて怯むんですが😅))

 

このような目標と背景で、日々生活する中で、どうしても寝る前の捕食が必要になることがあります。

 

 

ヨーグルトやチーズといった、ある程度タンパク質と脂質に乳糖が入っているものを摂取することで、急な昇降はなるべく減らすように努めています。

 

 

ある時、血糖値が若干低めで、チーズ単独では糖質が足りず、ブドウ糖ほど急いで上げる必要がない日がありました。

 

 

何気なく、「ミモレットチーズ」(成城石井)に少量の蜂蜜をかけて食べてみました。食べ比べのために、パルメザンチーズにも少量の蜂蜜をかけて味見してみました。

 

 

ミモレットチーズと蜂蜜、一見すると意外な組み合わせに感じませんか?

 

 

しかし、これが絶品なのです!

 

 

まろやかでコクが増したミモレットチーズがなんとも自然な美味なのです。

 

 

口の中で芳醇な香りが広がる中、チーズも蜂蜜も我を主張せず、元々一緒に食されるために生まれてきたかのような絶妙な調和が各々のよさを引き立てて、新たな食べ物として生まれ変わるのです。

 

 

聖なる晩餐に適した美味しさといっても過言ではありません。

 

 

ぜひ、騙されたと思って試してみてください。

(TIPS:私の個人的な好みですが、チーズの熟成は長い方が美味しい印象です😉そして、細かくカットされていないブロックの方が捨てる部分が切り取りやすく、分かりやすくて美味しい印象です。蜂蜜はハンガリー産を好んで使用しています。)

 

 

肝心の血糖値ですが、(私が毎日10時間は寝るので、眠前に捕食すると食後2時間血糖はリブレで見れません。スキャンする前の8時間しか記録が残らないので、8時間以上前のスキャンから間隔が開くと見れない時間も出てきてしまいます。ちなみに、メーカーAbbott推奨スキャン数は一日4回です。)

 

 

ですが、夜中の低血糖は予防できました。見れる範囲では、著しい高血糖や長時間の高血糖も記録されていませんでした。

 

 

ミモレットチーズと蜂蜜は予想外に甘みが強くないとはいえ、私は元々甘い物が嫌いで、蜂蜜もあんまり食べません。そして、ミモレットチーズを常備しているわけではなりません。ですが、ちょうどいいタイミングで、昼間に血糖値の変化を測定してみようと思います。

 

今日も安定した血糖値を!

 

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