1型糖尿病医師のつぶやき

【人生の可能性は無限大】インスリンさえ打てば、何でもできる。時々医者目線の患者の歩みです。

やっぱり10gに1単位&複雑な背景【日記】

最近まで、もう少し膵臓に余力があり、糖質20gにつきインスリン1単位程度で結構血糖コントロールが良好だった。

 

しかし、最近では10gに1単位必要になった。

 

「いや、でも多少少なくてもいけるんじゃない?」と思っちゅうよね。

 

「いやいや、実は必要量はもう少し少なかったら、低血糖になっちゃうし!」と慎重になる時もあるよね?

 

「野菜少なかった?」と食事内容が原因か疑ってみるよね。

 

このような自身への言い訳をよそに、10gに1単位以下の投与(45gで4単位とか)だと、きっちり血糖値が上昇してしまう。

 

これが45gで4.5単位打つと、結構コントロールがいい。

 

何回か、このような0.5単位少なく打ってみて、自分の身体がインスリンを少しは出して補正してくれるか試してみた。毎回、やっぱりオーバーシュートする。

 

現時点で、平時にも糖質10gにインスリンを1単位を注射で補わないといけない状態に進行したと結論づけてよさそうだ。これ、完全にインスリン依存の1型糖尿病の一般的なドースじゃん!

 

今までずっと痩せ型体型で、インスリン抵抗性が高いとは予想されない。一時期プレドニン毎日30mg内服で日本では肥満体型、米国では痩せ型、欧州でほどほど普通くらいの体型だ。この体型で、2型のようなインスリン抵抗性を想定はしなくていいだろう。

 

加えて、血糖値220の時にインスリンを1単位追加しただけで、150は直ぐに切る。1単位で血糖値50から100mg/dl下がると計算しても良さそうだ。(インスリン分泌能の残存程度によって、これの意味することが左右されるにしても、インスリン抵抗性が高いわけではなさそうだ。)

 

正直、別の自己免疫疾患の治療で免疫抑制剤を投与しているから、もう少し進行が遅いだろうと予想していた。

 

まだ、しばらくは大丈夫だと思っていた。その分、想定以上の早期にインスリン必要量が増したのは内心ショックだし、悲しい。

 

現時点では、まだ多少は基礎インスリンは出ているけれども、食事の時のインスリン分泌が低下した。おそらく、ほとんど出てない。次のステップは徐々に基礎インスリン量が低下していくフェーズだ。現在ここで、基礎を入れている。

 

完全に自分のインスリン分泌が0️⃣になってしまうまでの時間的猶予が欲しい。

 

いや、本当は自分でインスリンを十分分泌できる状態に戻って欲しい。

 

頼む!

 

進行よ止まれ!!

 

快復してくれよ!

 

一つとても良い点は、自分で素早く変化を察知できていること。主治医の指示通りに「自分で判断して上手く対処」できている。

 

ある意味、上手くやりすぎているから、現状の変化を察知しづらいようだ。

 

そう。2ヶ月密に自身の状況を分析した結果、どの食材で、どのタイミングで、どれくらいの速度で血糖値が上昇するかを結構把握できた。

 

血糖値上昇のカーブもある程度把握し、どの高さならばこれからどこまで上がりそうという予想も立て易くなった。なので、平時のパターンであれば、どのタイミングでどのくらい追い打ちが必要かも把握し易くなったと自負はしている。上がる前が無理でも、上がり途中で追い打ちするのが非常に効果的。上昇初期や上昇中の追い打ちの方が、上がりきってからの追い打ちよりも低血糖リスクも低いっぽい。(打つ単位数も影響しているかもしれない)なので、上がりはじめを前回投与からの時間で予測し、いつものパターンで追い打ちをしている。

 

なので、消化が遅い私の場合、上がる前に食前と食中に2回超速攻型インスリンを投与することで血糖値の大きな変動を抑え込んだ。

 

そして、血糖値が160程度でも、上昇速度によって、追い打ちをすることでそれ以降の上昇を最低限に抑えている。

 

超速攻型は、プレドニン投与時の私の場合には約1時間で効力が激減し、再度血糖値上昇に転ずる。なので、この少し前に追い打ちして、血糖値が上昇する前に抑え込む。

 

一食につき、2回3回の超速攻型インスリンを投与すれば、血糖値を正常値内で推移させられるよう。これが上手くいき過ぎて、以前のインスリン必要量の時(一食につき1回現在の半量投与)と血糖値のグラフ上は何も変わらない。(腸の蠕動運動が悪い上、食事も遅い。だから、血糖値上昇スピードが超速攻型の効果持続時間でカバーできないと考えている。)

 

だから、インスリン投与量以外は、何一つ変化などしていないかのように錯覚する血糖曲線の印象。

 

この変化が数日続いて、やっぱり戻らないと気がついた時に追加で速攻型を処方してもらった。だから、現在は一食につき2、3回ほど打つ回数も多くはない。

 

ミスの原因だから、複数製剤を併用して使い分けるのは良くないが、朝昼は速攻型、夜は超速攻型を投与して上手くやってる。

 

抗体は上がっているんだよなぁ。(こちらも複雑)

 

正直、次回ステロイドパルスが入る時が少し怖い。

 

少し前までは、平時が糖質約20gにつきインスリン1単位。プレドニン内服時に必要量が倍の糖質約10gに1単位になっていた。

 

前回のプレドニン内服時には、10gに1単位では、高血糖かつ少量のケトン体が出ていた。

 

次回プレドニン投与時には、糖質5gにつきインスリン1単位投与すべきなのだろうか?(この2ヶ月では、どうやらプレドニン投与時には、対糖能が倍になる印象を受けている。)

 

低血糖は、暴れたり、変なことを言い出したりする人もいるから、病院で絶対に起こしたくない。重症になると、昏睡や可逆的な麻痺症状で脳梗塞に似た症状をきたすこともある。低血糖の程度と持続時間によっては、後遺症すら残ってしまう。

 

しかし、ちょっと高めで血糖コントロールしていると、それにも体があまり耐えられないようだ。倦怠感もあり、頻尿になる。何気に色々しんどい。一番困るのは、思考力の低下を強く自覚している点だろう。。

 

元々、総蛋白が10と高い。(基準値が6.5~7.9g/dL)この原因は分かっており、総蛋白は下げられない。

 

すると、血液の粘稠度や浸透圧が高いので、相当沢山の飲水量が必要だ。さもなくば、直ぐ血液がドロドロになってしまう。それによって、頭痛や嘔気・嘔吐が出現してしまう。ひょっとすると、血小板が常にオプソニン化されて働きが若干だけ悪くなっている可能性もある。

 

高血糖は、確かに250未満ならば特殊な状況以外はDKA(糖尿病性ケトアシドーシス)にはなりづらい。

 

しかし、ただでさえ高浸透圧で体調不良が出やすいところに、高血糖で追い打ちをかけてしまうことになる。すると、「糖尿病単独ではそこまで大変じゃない状態」であっても、高浸透圧でちょっとマズイ状態になりやすい。(ポイントはなり易いということで、必ずなるというわけでもない点。)

 

このような事態の可能性を周囲に周知しておかないと、「血糖値単独ではそこまで酷い状態じゃないのに、何故体調不良なのだろう」、と皆が「???」の事態が起こり得る。

 

その上、血管イベントのリスクも上がる。

 

とにかく、水を沢山飲もう!

 

そうだな。

 

食後の血糖値が150以上にはなりづらいくらいのラインでコントロールできたらいいな。半日180〜200で、その後食後250以上は正直キツかった。しばらく、軽度嘔気があり、途中から飲水量が激減してしまった。午後はほとんど飲んでいなかったかもしれない。

 

気持ち悪いことに加えて、頭が回らない。言葉もちょっとおかしかった。元々、普段はほぼ無症候の言語障害があると仮定すると、症候性になる閾値が健常な人より低い可能性もある。(敗血症+DIC以降、多少の言語障害は自覚がある。今は回復してきたとはいえ、その他にも脳炎の影響もあるかもしれない。)

 

ただ、短期間だけを指標に、次回のインスリン量を調整することには慎重だ。

 

はてさて、この先どうしようかな。

 

どうしても、自分の身体の限界がそう遠くないかもしれないという考えが、頭の片隅をチラついてしまう。

 

今はまだ若い。

 

まだ、身体の耐久性に助けられている。

 

いつまで保つかな?

 

いやいや、まだまだ大丈夫なつもり。

 

やるべきは最善の対策だ。

 

大丈夫。

 

水を飲みまくって、インスリンを上手くコントロールできれば、今後も上手くいく。

 

大丈夫。

 

今までも、実に様々なことを切り抜けてきたじゃない。

 

大丈夫。

 

自分の経験と考察(たまに必要以上な)、それと自分の本能を信じよう!

 

皆さんも安定した血糖の一日を!

 

 

 

 

【案外ロカボ】トルティーヤ

こんにちは

 

トルティーヤというと、ポテチのようなジャンク系菓子を連想しませんか? しかし、元々は南米の主食である円形の厚めのクレープ生地のようなものです。

 

この生地を切って揚げた物がトルティーヤチップスですが、揚げずに手巻き寿司のように具を巻いて食べるのもかなりイケます。

 

揚げていない素のトルティーヤには2種類あります。

1)コーン粉で作った生地

2)小麦粉で作った生地

 

コーンは薄皮に豊富な食物繊維があり、深部のグリッツにはタンパク質が多く含まれています。なので、コーン粉は食物繊維やタンパク質も比較的豊富に含む主食なのです。

 

加えて、元来のトルティーヤ製造方法のためにコーンを加工するプロセスには、pHの調整もあります。これが、実はコーンのビタミンの吸収を可能にするのです。(加工前のコーンを丸齧りしても、このプロセスなしでは十分ビタミンが吸収されないそうです。)

 

すると、コーンに含まれる豊富なビタミンも吸収できる状態にし、食物繊維やタンパク質もバランス良く含んだトルティーヤは随分と健康的な主食となるわけです。

 

ここで本題の血糖値に移ります。

 

皆さんもご存知の通り、糖質は食物繊維によって吸収が穏やかになります。タンパク質や脂質も吸収スピードを穏やかにし、血糖値の急上昇を抑えてくれます。(最終的な値に関しては、割愛させていただきます。)

 

当然、食事の際は先ず十分な野菜を先に食べて、主食と副菜のバランス良く摂取することが非常に大切です。

 

ただ、主食単独でみると、コーンは案外GIが低く、炭水化物の割合も低めな主食です。

 

ポテトチップスとトルティーヤチップスを比較しても、同じ量であれば、トルティーヤチップスの方が炭水化物のg数は低いです。(タンパク質の割合は高めです。)

 

だから、同じ食べるのならば、パンよりもトルティーヤ、白米よりもトルティーヤ、トルティーヤと玄米であれば、粉になっていない玄米を推奨します。とはいえ、栄養価はどちらともに軍配が上がるでょう。

 

ここで注意が必要なのは、トルティーヤにもコーン粉と小麦粉の物がある点です。

 

あくまで、上記のベネフィットはコーン粉のトルティーヤに限った話で、小麦粉のトルティーヤはパンやクレープと同じです。

 

ちなみに、ブリトーやタコスでおなじみのトルティーヤですが、本場メキシコでは野菜を入れずに味付けした肉だけを包んで食べるそうです。

 

そうはいっても、お肉に野菜、豆やソースをトルティーヤで巻いて食べるのも美味しいですよね。

 

ぜひ、自宅の巻き寿司感覚で、色々な具を巻きながら、楽しく美味しく、血糖値に優しいトルティーヤを食べてみてくださいね😉

 

今日も安定した血糖値を!

 

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腹持ちという落とし穴(糖質より大事な低血糖予防食材)

1型糖尿病なら、毎食食べる糖質量には気を配りますよね。

 

でも、タンパク質や脂質についても考えて、インスリンを調整していますか?

 

腹持ちが悪い食事は、結構血糖値が上がりやすいわりに、その後直ぐに下がりやすい印象です。また、同じ食材でも、メーカーによって糖質表示が違う場合もあります。

 

以下の経験から学習したいと思います。

 

情報整理よりも書き出しと記録が主の目的と化していることについてはここでお詫び申し上げます。

 

手元の食糧の都合上、晩御飯の炭水化物をパイナップルに変えてみました。糖質は約50gと普段の食事と大きくは変わりません。

 

しかし、一緒に食べたのが少量の野菜と豆腐と多量の小魚でした。😰

 

意図せず、脂質がほぼゼロになった上、タンパク質の量も十分ではなかったかもしれません。

 

低タンパク低脂質に低糖質?

ただの栄養不足食ですわ😅

*1

 

~~~~主食と副菜をバランスを大切に!~~~

 

パイナップルは食直後の血糖値が上昇しやすいわりに、下降のタイミングは早いようです。

((自宅内の食糧が無さすぎた関係で、3食パイナップルを食べた時の血糖値のグラフです。いずれも糖質10gあたりインスリン1単位打っていますが、100gあたりの糖質量の計算は若干違います。後述します。))

 

 

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ちょうど食後2時間で眠さに耐えきれず、眠前血糖を測定したら62mg/dL

 

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リブレ不調気味かな? と念のために指で測ったら、61mg/dL

 

あ〜.......😬

 

本当に低血糖だ💦

 

何か食べないと!!

 

ということで、干し芋を一切れ。

 

ブドウ糖10gと迷いましたが、芋は甘いからブドウ糖も多い食品なはず!と根拠なく芋の力を信じました。←オイオイ

 

芋はあくまで、血糖値の上昇と安定が目的ではなく、冷蔵庫に行くまでの一時凌ぎが目的です。

 

低血糖時は15g摂取して15分待って測定し直して様子見、というルールに従っていません。((これは、助言ではなく、私が実際にとった行動です。))

 

その晩は、この芋に糖質がどれくらい入っているかも考えられてなかったです。(100g中に糖質約70g)当初の目的通り、牛乳を350mlと糖質16gの高タンパクエネルギーバーを食べてみました。

 

基本的には、本能任せです。身体がきっと、適量を教えてくれる、と半ば丸投げしたので、牛乳は予定より多く飲んでしまいました。

 

とはいえ、一応少しは考えました。

 

現血糖値が60mg/dLならば、糖質10gあたり血糖50mg/dLくらいの上昇を見込んだ、非常にザクっとした計算です。

 

急降下中でどこまで下がるか分からない。とはいえ、50mg/dLを切るだろうとは思いつつ....

 

夜は長いので、個人的には眠前100-150mg/dLを目標達成としています。ただ、180mg/dLならば、下げずに寝ます。

この時も、少しくらい高くても良いや、低すぎるよりはマシ!といった心持ちでしたね。

 

また、私は睡眠時間が8時間から10時間と長いです。なので、夜間も下がらないようにタンパク質と脂質で下降を緩衝したいとも思い、高タンパクバーと牛乳を選択しています。(ヨーグルトが切れててないという、ただの食糧難もあります。米がなくて、パイナップル食べてるアホな一日なもので💦 ご容赦ください。本日買い出しに行きます。)

 

幸い、眠前血糖96mg/dLと安定したので、そのまま入眠。夜間低血糖を起こさずぐっすりと眠れました。

 

炭水化物の種類、一緒に食べる野菜の量、タンパク質や脂質の量なども考えた、バランスの良い食事を心がけないとという戒めになりました。(私を反面教師にしてください😅)

 

今後、単独の食材だけではなく、普通の食事で血糖値の安定感を比較していこうと思います。

 

今日も安定した血糖値を!

 

 

 

注釈)上述したパイナップルの100gあたりの糖質量の計算は以下の通りです。思い返すと、このような違いがあったと思います。

朝---100gあたり糖質13g

昼---100gあたり糖質14g??

夜---100gあたり糖質15g

(昼と夜に違いが本当にあったとしたら、意図した変化ではありません。)

 

Google検索では、100gあたり糖質13g。

冷凍パインの裏表示では100gあたり糖質15.7g。

 

実際には、どれくらい入っているのでしょうね。

 

朝食は100gあたり13gと糖質を計算して糖質10gあたりインスリンを1単位投与。

一緒に食べたのは納豆と鰹節です。

血糖値189mg/dL時急上昇中だったので、0.5単位追加してインスリン投与しています。

 

朝が高めだったので、昼は試しにGoogleの13gと冷凍の15.7gの間をとって100gあたり糖質14gで計算してインスリンを打ったような......

一緒に食べたのは焼肉です。

昼は記憶が曖昧です。そう。15時-17時に重要な案件があって、低血糖は絶対に起こせないと思ったのは覚えているのだけれど...... 同時に、朝のように血糖値が上がった時に追い打ちもできないとも思ったような....... 昼の記憶は曖昧です。

 

夜は勘違いで"昼と同じ100gあたり糖質15g"でインスリンを打ってます。昼に冷凍パインの15.7gを考慮したのは覚えていましたが、ここまで高く計算しなかったのをうっかりしてました。これまで、低血糖は起こさずにこれていて、攻めの姿勢と気の緩みが目立ちますね。

もしかしたら低血糖自体はインスリン量が糖質量よりも多かったためかもしれません。

 

それでも、毎食とも血糖値の急上昇に続いて急降下している上、毎食下り幅が若干違います。なので、先ずは色々その時の状況・情報を書き出してみました。この一日の傾向のみでは、副菜の重要性の結論は出せないことでしょう。ただ、今後の課題として、一食中のタンパク質と脂質の量の血糖値維持時間への影響というのは興味深い検証ポイントではないでしょうか。

 

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*1:食材買いに行かないと!

Bubble Mini【リブレにアラート機能を後付😉】

腕に装着するだけで24時間血糖値を測定し続けてくれるFree Style リブレ。

 

スキャンすると血糖値の目安(間質液で測った血糖値の換算)を示してくれます。指を刺さなくていいので、凄くありがたいガジェットです。

 

難点は、高血糖や低血糖時のアラートがないことです。

 

寝ている時の低血糖で目が覚める人もいれば、目覚めづらい人もいます。昼間も自覚症状が出たり、ある程度気にしてスキャン場面を増やしたりするのって、省けたら楽じゃないですか?

 

血糖値の上昇や下降早期にアラートがあったら便利ですよね。(リブレ2や3にはアラートがあります。)

 

そして、リブレはスキャンした瞬間の値の方がより実測に近く、昇降すると周辺の測定に合わせてグラフの値が丸められるようです。

 

だから、リブレの上に装着するだけで、Dexcom G6のように頻回に値を測定し、高血糖や低血糖、急な上昇傾向や下降傾向でもアラートをくれる機械の必要性を感じました。

 

やはり、皆同じものが必要のようです。Miao Miao (中国)とBubble Mini (スウェーデン)のリブレくらいの大きさで、リブレの上に貼るだけでリブレをスキャンしてアラートをくれるギャジェットがあるのが分かりました。

 

色々聞いて、高性能で多彩な機能があるBubble Miniを北欧のウェブサイトから直接購入👍

 

商品やアプリの説明書がウェブサイトに載っており、本体購入前にアプリのダウンロードや操作が自分に合うか試せます。https://www.bubblan.org/

(私に利益は発生しません。)

 

リブレをスキャンせずとも、携帯にもスマートウォッチにも血糖値のデータが送られ、5分ごとの測定なので、データも補正されません。

 

リブレも多少は指を穿刺して測る値との差はあります。それをスキャンするので、Bubble Miniはもう少し差が広がる場合もあります。

 

とはいえ、エフォートレス(何も気にかけず)、オートで血糖値を測り、高血糖や低血糖を携帯アプリのアラートで教えてくれるのは、非常に重宝しています。

 

私のBubble Miniは、値が低めに出る傾向があるので、高血糖アラートは低めの値で設定し、低血糖アラートは若干高めに設定しています。(Bubble Mini全般の特性か、個々で傾向が違うかは分かりません。)

 

注意が必要なのは、例えば60でアラートが来て、測ったら90代ということもありますが、54とアラートが来て本当に指での観血的測定が54mg/dLということもある点です。

 

アラートは無視せず対応しましょう!

もし、来ても無視する値にアラートを設定しているようでしたら、値を変えて自分が反応するものに設定し直しましょう😉

 

このBubble Miniのおかげで、高血糖や低血糖を意識した生活から、それらは基本的にはBubble Miniに任せて、私は私の日常に集中できることが増えました。

 

当然、自覚症状が出る前にアラートが教えてくれることで、早期対応で有症状の事態を回避できる頻度も増えています。

 

どんな機械でも、正確無比ということはありません。あくまで、自分の負担を軽減することの多い助手という位置づけとして用い、過信はしないようにしてくださいね。

 

急な血糖値の変化時や血糖値との相関がイマイチの時もあります。症状がある時、急な変化が予想される時、特にリブレ付け替えの初期など、様々な場面でリブレをきちんとスキャンして確かめ、指でも血糖値を測定してくださいね。

 

今日も安定した血糖値を😉

 

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リブレのスターターキット(リブレ本体1個、リーダー読み取り器、ケース)

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高血糖の辛さ

低血糖は辛いのが有名ですよね。

 

手も震えるし、何か変に見えることもあるでしょう。(初対面の人では、分かりづらいことも多いですが……)

 

重度の低血糖は意識障害や痙攣、昏睡などに繋がり、命を脅かす緊急事態にも陥るのは徐々に浸透している印象です。

 

じゃぁ、高血糖は?

 

高血糖の許容範囲は、普段の血糖値でも、血中のタンパク質量などでも変わってきます。

 

普段の血糖値が90mg/dLの人が、いきなり300mg/dLになると、結構辛いんです。

 

眠い

怠い

気持ち悪い

頭の回転が悪い

尿量も増え、やけに喉が渇いてしょうがない

等など

 

個人差もあることでしょう。

 

 

一方で、普段の血糖値が200から300くらいの場合には、300mg/dLの血糖値はおそらくほぼ無症状でしょう。

 

たしかに、高血糖は自覚症状の有無に関わらず、動脈硬化が進み、腎障害も神経障害も進む。長期的には危険な状態だ。しかし、慢性的な高血糖は体感的には気が付きづらいことも多いですよね。

 

しかし、自覚症状の有無と程度は随分と個人差があるのです。

 

ただ、多発性骨髄腫などの背景疾患で、血中のタンパク質が凄く多くなっていたらどうでしょう?

 

総蛋白が14以上だと、神経症状が出現し、出血が止まりづらくなる、過粘稠度症候群というものになることがあります。

 

となると、かろうじて過粘稠度症候群を免れているギリギリの総蛋白の人が、普段90mg/dLの血糖値からいきなり300mg/dLになったら、血液の浸透圧がさらに上昇します。

 

タンパク質量単独では、まだ過粘稠度症候群にはなっておらず、

血糖値単独でも、高浸透圧症候群やDKAにはなっていないかもしれません。

 

しかし、数々の事象が重なると、総合的には過粘稠度症候群や高浸透圧高血糖症候群に近い状態に陥ることもあるでしょう。

 

個人差が大きいからこそ、単発の数値だけでは判断せず、様々な状況と症状で総合的には判断するのが大切になる場合もあるかもしれません。

 

たかが、軽度(中等度)高血糖、されど高血糖なのです。

 

そして、こういうマイナープロブレムでも、患者にとっては結構辛いこともあるんです。

 

(外科で、盲腸(虫垂炎)を甘くみると、地獄をみることがあるという戒めのために、

「たかがアッペ、されどアッペ」というのと似ていることもあることでしょう。

https://aloha-hernia.jp/appendicitis_column_2023-05-01_/

 

今日も安定した血糖値を!

【低血糖対応】ぶどう糖(g)の落とし穴

低血糖時の必須アイテムはぶどう糖ですよね。

 

 

そう、本当に何度このぶどう糖に救われたことか💦

 

 

低血糖時の基本は10gから15gのぶどう糖を摂取し、10分から15分待って再測定ですね。

 

 

でも、ちょっと待った〜✋

 

 

お手持ちのぶどう糖、一粒(1パック)に何gぶどう糖が入っていますか?

 

 

色々なぶどう糖を試して気がついたのですが、病院で購入できるぶどう糖ゼリーは一本10gで量が正確かつ扱い易いですね。

 

 

ただ、一箱の値段を別のぶどう糖製品1パックと比較すると、高いように感じませんか?

 

 

でも、ぶどう糖10gあたりで計算するとどうですか?

 

 

私は、ついついパックが安い方のぶどう糖を購入してしまいました。

 

 

でも、実は一粒辺りのぶどう糖量が医療用ぶどう糖の4分の1だったのです💦💦💦

 

 

私は普段はあんまり著しい高血糖も低血糖も起こすことが少ないです。自宅にいることも多く、下降傾向や上昇傾向で介入し易い環境もあると思います。

 

 

低くても、下の上(80から100)で食事を早めに食べたり、早めに何か捕食しておくと、ぶどう糖が必要になることが減らせる印象です。(多少は必要でも)

 

 

なので、私はぶどう糖摂取にまだまだ慣れていません。

 

 

そして、元々甘い物が苦手ですし、捕食しすぎると太っちゃうのも嫌だと思ってしまいます。

 

 

すると、ついつい「あともう少し捕食を後にしたい」とか、「もう少し待てば(インスリン止めていたり、追加打ち分が捌けて)捕食せずに乗り切れるんじゃないか?」 という欲が生まれてしまいます。(⚠️待てば勝手に回復することは、私一人の経験では、まぁ先ず無い印象です。血糖値下降中は私のように渋らずに捕食しましょうね!⚠️)

 

 

これは、【実際のエピソードです】

 

 

初めて低血糖になる途中でぶどう糖をいくつか摂取したり、ソイジョイを食べたり、もっとぶどう糖を食べて、もう一本ソイジョイを食べて……と繰り返しても、血糖値の下降が止まりまらないことを経験しました。

 

 

一回目の捕食後、血糖値が上がるどころか下がり続けていた時には、内心焦りました。

 

 

なので、ぶどう糖タブレットを口の中で噛み砕き、口腔内で液化させてしばらく口に含んでいました。

 

~~~エピソード完~~~

 

 

ぶどう糖は、飲み込んでしまうよりも、舌の下の血管に吸収させた方が血糖値上昇が速いです。

 

 

なので、今のペースで食べていたら、血糖値下降が速すぎて、上昇に転じるまでの時間が間に合わなそう💦となった時には、吸収しやすいように噛み砕いて唾液と混ぜてぶどう糖液にし、それを舌下で吸収するのがオススメです。

 

 

ただ、落ち着いて帰宅途中にぶどう糖をネット購入しながら、いつものぶどう糖のパッケージを見たら、『2.5g』と表示されているのです💦💦💦

 

 

病院で購入した10gのゼリーと同じく一つ10gだと勘違いしていました💦💦💦

 

 

ひゃ〜!!

 

 

今回は、環境的に1秒でも早い回復が必須な感じだったですし、糖質11gでも下がり続けていたからお構いなしに一気に3個4個ぶどう糖タブレットを食べて救われました。

 

 

30gもぶどう糖摂取してヤバい💦という感情よりも、少しくらい高血糖になっても、ここで絶対に早急に回復して低血糖でおかしくなるのだけは回避必須という焦りに救われました。

 

 

ぶどう糖の購入場所が病院であれば、全商品が低血糖対策のための10gに違いないという先入観や、同時に購入した医療用ぶどう糖10gゼリーと同じ量だという間違った記憶にも惑わされましたね。

 

 

本当、自分の持参のぶどう糖が一粒(1パック)何gぶどう糖を含有しているのかは、日頃からチェックしておいた方がいいです!

 

 

本当に!

 

 

特に、普段と違う商品を使用される際には、絶対に勘違いが無いように、入念にチェックすることをオススメします。

 

 

10gや15gぶどう糖を摂取したつもりで、実は2.5gだったら、一歩間違えたら大事件です。

 

 

皆さんは私の教訓から学び、きちんとお手持ちのぶどう糖が一粒(1本)何gなのか、日頃から再チェックしておいてくださいね。

 

 

今日も安定した血糖値を〜😉

 

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リブレ装着部位(太腿編)

こんにちは

 

リブレの装着部位が被れたり、傷跡ができたり、何かと皮膚トラブルが発生する人も結構いませんか?

 

 

また、夏に海水浴をしたり、半袖やノースリーブは腕の装着物が目立ったりしませんか? 

 

 

外でスポーツをする際にも、腕って意外とぶつけやすいですよね。ぶつけた拍子に引っ剥がしちゃっても、追加処方はもらえないためにAmazonで購入してませんか?

 

 

するとやっぱり、腕以外の部位に装着できるといいですよね~。

 

 

中には、お尻や背中や太腿、お腹に装着している方もいるそうです。

 

 

そこで、私自身も試してみることにしました。

 

 

❗注意点❗ リブレは圧迫すると、値が低く表示され、低血糖として表示されてしまうそうです💦 なので、圧迫されない場所を選びましょう😉

 

 

私は太腿の肉付きが程よくて、うつ伏せでも仰向けでも圧迫されなそうな大腿の側面所を探し、大腿の側面場に装着してみました。

 

 

圧迫されていない時は腕同等の数値が出てきてよかったです。

 

 

🥶ただ、座っていると、斜めになったリブレが若干圧迫されていたのか、スキャンした画面では60台と表示され、指で穿刺して実測すると100以上と普通のことも間々ありました。

 

 

もう少し、色々な部位で試してみてもいいのかもしれませんが、あんまり値がズレてしまうと困るので、Amazonで購入した物を腕に装着して、早々に貼り替えてしまいました。

 

 

皆さんも腕以外の場所に装着してみる時には、以下の3点に注意してくださいね。

 

1)予備を購入しておく

2)圧迫されづらい場所を選ぶ

3)初回は、特に厳格な血糖管理が必要でない時に試す

 

 

私は結局、腕主体に戻ってしまいましたが、別の部位に装着したいと願ってます。😅 

 

 

もし「ここは上手くいったよ〜」という場所があったら教えてください😊

 

 

コメントお待ちしています❣

 

 

今日も安定した血糖値を😉

 

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