1型糖尿病医師のつぶやき

【人生の可能性は無限大】インスリンさえ打てば、何でもできる。時々医者目線の患者の歩みです。

腹持ちという落とし穴(糖質より大事な低血糖予防食材)

1型糖尿病なら、毎食食べる糖質量には気を配りますよね。

 

でも、タンパク質や脂質についても考えて、インスリンを調整していますか?

 

腹持ちが悪い食事は、結構血糖値が上がりやすいわりに、その後直ぐに下がりやすい印象です。また、同じ食材でも、メーカーによって糖質表示が違う場合もあります。

 

以下の経験から学習したいと思います。

 

情報整理よりも書き出しと記録が主の目的と化していることについてはここでお詫び申し上げます。

 

手元の食糧の都合上、晩御飯の炭水化物をパイナップルに変えてみました。糖質は約50gと普段の食事と大きくは変わりません。

 

しかし、一緒に食べたのが少量の野菜と豆腐と多量の小魚でした。😰

 

意図せず、脂質がほぼゼロになった上、タンパク質の量も十分ではなかったかもしれません。

 

低タンパク低脂質に低糖質?

ただの栄養不足食ですわ😅

*1

 

~~~~主食と副菜をバランスを大切に!~~~

 

パイナップルは食直後の血糖値が上昇しやすいわりに、下降のタイミングは早いようです。

((自宅内の食糧が無さすぎた関係で、3食パイナップルを食べた時の血糖値のグラフです。いずれも糖質10gあたりインスリン1単位打っていますが、100gあたりの糖質量の計算は若干違います。後述します。))

 

 

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ちょうど食後2時間で眠さに耐えきれず、眠前血糖を測定したら62mg/dL

 

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リブレ不調気味かな? と念のために指で測ったら、61mg/dL

 

あ〜.......😬

 

本当に低血糖だ💦

 

何か食べないと!!

 

ということで、干し芋を一切れ。

 

ブドウ糖10gと迷いましたが、芋は甘いからブドウ糖も多い食品なはず!と根拠なく芋の力を信じました。←オイオイ

 

芋はあくまで、血糖値の上昇と安定が目的ではなく、冷蔵庫に行くまでの一時凌ぎが目的です。

 

低血糖時は15g摂取して15分待って測定し直して様子見、というルールに従っていません。((これは、助言ではなく、私が実際にとった行動です。))

 

その晩は、この芋に糖質がどれくらい入っているかも考えられてなかったです。(100g中に糖質約70g)当初の目的通り、牛乳を350mlと糖質16gの高タンパクエネルギーバーを食べてみました。

 

基本的には、本能任せです。身体がきっと、適量を教えてくれる、と半ば丸投げしたので、牛乳は予定より多く飲んでしまいました。

 

とはいえ、一応少しは考えました。

 

現血糖値が60mg/dLならば、糖質10gあたり血糖50mg/dLくらいの上昇を見込んだ、非常にザクっとした計算です。

 

急降下中でどこまで下がるか分からない。とはいえ、50mg/dLを切るだろうとは思いつつ....

 

夜は長いので、個人的には眠前100-150mg/dLを目標達成としています。ただ、180mg/dLならば、下げずに寝ます。

この時も、少しくらい高くても良いや、低すぎるよりはマシ!といった心持ちでしたね。

 

また、私は睡眠時間が8時間から10時間と長いです。なので、夜間も下がらないようにタンパク質と脂質で下降を緩衝したいとも思い、高タンパクバーと牛乳を選択しています。(ヨーグルトが切れててないという、ただの食糧難もあります。米がなくて、パイナップル食べてるアホな一日なもので💦 ご容赦ください。本日買い出しに行きます。)

 

幸い、眠前血糖96mg/dLと安定したので、そのまま入眠。夜間低血糖を起こさずぐっすりと眠れました。

 

炭水化物の種類、一緒に食べる野菜の量、タンパク質や脂質の量なども考えた、バランスの良い食事を心がけないとという戒めになりました。(私を反面教師にしてください😅)

 

今後、単独の食材だけではなく、普通の食事で血糖値の安定感を比較していこうと思います。

 

今日も安定した血糖値を!

 

 

 

注釈)上述したパイナップルの100gあたりの糖質量の計算は以下の通りです。思い返すと、このような違いがあったと思います。

朝---100gあたり糖質13g

昼---100gあたり糖質14g??

夜---100gあたり糖質15g

(昼と夜に違いが本当にあったとしたら、意図した変化ではありません。)

 

Google検索では、100gあたり糖質13g。

冷凍パインの裏表示では100gあたり糖質15.7g。

 

実際には、どれくらい入っているのでしょうね。

 

朝食は100gあたり13gと糖質を計算して糖質10gあたりインスリンを1単位投与。

一緒に食べたのは納豆と鰹節です。

血糖値189mg/dL時急上昇中だったので、0.5単位追加してインスリン投与しています。

 

朝が高めだったので、昼は試しにGoogleの13gと冷凍の15.7gの間をとって100gあたり糖質14gで計算してインスリンを打ったような......

一緒に食べたのは焼肉です。

昼は記憶が曖昧です。そう。15時-17時に重要な案件があって、低血糖は絶対に起こせないと思ったのは覚えているのだけれど...... 同時に、朝のように血糖値が上がった時に追い打ちもできないとも思ったような....... 昼の記憶は曖昧です。

 

夜は勘違いで"昼と同じ100gあたり糖質15g"でインスリンを打ってます。昼に冷凍パインの15.7gを考慮したのは覚えていましたが、ここまで高く計算しなかったのをうっかりしてました。これまで、低血糖は起こさずにこれていて、攻めの姿勢と気の緩みが目立ちますね。

もしかしたら低血糖自体はインスリン量が糖質量よりも多かったためかもしれません。

 

それでも、毎食とも血糖値の急上昇に続いて急降下している上、毎食下り幅が若干違います。なので、先ずは色々その時の状況・情報を書き出してみました。この一日の傾向のみでは、副菜の重要性の結論は出せないことでしょう。ただ、今後の課題として、一食中のタンパク質と脂質の量の血糖値維持時間への影響というのは興味深い検証ポイントではないでしょうか。

 

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*1:食材買いに行かないと!